御城印紹介7 「仙台城」(墨城印)

本日は伊達家の居城として人気の高い「仙台城」の紹介です^^

「日本の最も勝れ、又最も堅固なるものの一つ」

 慶長5年(1600年)伊達政宗により縄張りが行われ、1602年に一応の完成をして以来、江戸時代を通して一度も戦火にあったことがなかった山城となります。残念なことに昭和に入ってから大手門・脇櫓・巽門が空襲で被災してしまいましたが、もともと天守が建てられる事のなかった城としても有名です。

 行ったことある方は分かると思いますが、本丸付近から東側の広瀬川のヘアピンカーブを見下ろすとその断崖の高さに驚かされます。さらに西側を「御裏林」、南側を竜ノ口渓谷が囲むという、まさに地形を生かした縄張りでした。

 支倉常長とともにサン・ファン・バウティスタ号で帰国を果たしたセバスティアン・ビスカイノは、仙台城について「城は日本の最も勝れ、最も堅固なるものの一にして、水深き川に囲まれ断崖百身長を越えたる厳山に築かれ、入口は唯一つにして、大きさ江戸と同じくして、家屋の構造は之に勝りたる町を見下し、また2レグワ(1レグア=約4~5km) を距てて数レグワの海岸を望むべし」と、その堅固な造りを賞賛しています

 東側の崖にせり出して建てられた懸造りの建物はまさに威容を誇り、客人らを喜ばせる眺望だったことでしょう。戦国魂の墨城印もその東側からみた仙台城の再現となります。

 コロナ渦でなかなか旅行も制限されてしまいますが、東北へご旅行の際には瑞鳳殿や白石城とともにぜひ足を運んでみて下さい^^

 また第2弾墨城印コンプリートセットには非売品の「仙台城×伊達政宗」バージョンが特典となりますので、こちらもぜひご検討ください♪^^

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