御城印紹介34 知覧城(墨城印)
9月の新作墨城印ですが、今回は「続日本100名城」にも選ばれている鹿児島のお城・知覧城となりました。
南九州のお城でみられる、シラス台地特有の浸食により切り立ったシラス崖が特徴の山城です。
大きくみると独立した4つの城(曲輪)から構成されており、本丸のほか倉ノ城、今城、弓場城を合わせて知覧城とされています。
城主は島津氏の庶流にあたる佐多氏が代々治めたお城で、戦国時代では10代当主の久政公~12代当主の忠充公のあたりの時期となります。
ただ一時的にではありますが11代・久慶のとき、一族の佐多久福の家人が久福の旗を掲げて海賊行為を続けてしまっていた事が秀吉の海賊停止令に触れてしまい外交問題に。島津義弘によって一時的に知覧の地から移らされたことはあります。5年弱ではありますが種子島久時が知覧を治めることもありましたが、その後はまた佐多氏が治める地となりました。
島津家の系譜とわかる家紋もカッコいいですね(笑)
知覧と言えば弊社本社がある京都と同じくお茶の一大産地!!
戦時中だと特攻隊でも有名ですが、お城巡りの際にはぜひ周辺施設も回ってみてください♪^^