御城印紹介16 沼田城(墨城印)
昨日1月24日に販売開始しました墨城印(御城印)は続日本100名城の一つ「沼田城」です。
こちらは『お城EXPO2022』の際に聞かれることの多かったお城のため、今回追加しました^^
沼田城はその城の名の通り、1532年(天文元年)沼田顕泰が築城した蔵内城に始まり、上杉家・武田家・北条家による三つ巴の地でもありました。
1580年(天正8年)には真田昌幸が入った事で知られていますが、1589年(天正17年)には豊臣秀吉の裁定により沼田の地が北条家へ引き渡されるなど、昌幸も苦渋をなめました。しかし城代の猪俣邦憲が昌幸の名胡桃城を略奪したことで、北条家は秀吉に攻め入る口実を与えてしまい小田原征伐となりました。
小田原征伐後には昌幸の長男・信之に沼田城が与えられ、墨絵で再現したような五層の天守閣が建造されたとされています。
そして関ヶ原合戦の際には信之の妻・小松姫(稲姫)の逸話が伝わる地となります。
関ヶ原の戦いの直前、下野国犬伏の地で真田家は父・昌幸と信繁(幸村)が西軍に、信之は東軍に別れて戦う事を決めました。しかし逸話では、昌幸は上田に帰る前に「孫に会いたい」と沼田城を訪れています。しかし夫より留守を任されていた小松姫は武装した姿で現れ「たとえ舅であっても敵である」と言って門を閉じて昌幸を追い返し、昌幸もその見事な対応に感服したといいます。この話の良いところは、ただ追い返して城を守ったというだけでなく、小松姫はのちに昌幸のもとに子供をちゃんと連れて行ったともされています。
この逸話の解釈は歴史好きの人の中でも分かれるかと思いますので軽く流します^^;
ともあれ現在ではSAMURAIフェスにも参加されます「上州真田武将隊」さんや「戦国茶屋娘」さんが同地を盛り上げてくれていますので、ぜひ沼田城・名胡桃城などにも足を運んでみてはいかがでしょうか^^
墨城印・墨将印は魂GoodsStoresからもご購入いただけます。
墨城印沼田城(御城印)のご購入はこちらから (税込330円)
ちなみに来月は同じく続100名城より「勝連城」(勝連グスク)が登場予定です。
こちらもぜひお楽しみに!!^^