御城印紹介6 「白石城」(墨城印)
明治に取り壊されてから120年後の1995年、木造復元を果たした白石城の三階櫓。伊達家の南の玄関口ともいえる白石の地は代々片倉家によって守られてきました。今回は伊達家の危機を三度救ったと伝わる片倉家の居城「白石城」の紹介です^^
「一国一城令」を免れた城
「一国一城令」を免れた城としては、東北では佐竹家(久保田藩)の大館城・横手城、上杉家(米沢藩)の福島城・梁川城などがあり、全国的にもそれなりには残ってはいますが、その中でも特に有名な城が白石城と言えます。
1591年伊達家の領地であったこの地方は豊臣秀吉によって没収され、鶴ヶ城(会津若松城)とともに蒲生氏郷の領地となりました。そして白石城を築城したのが蒲生氏家臣・蒲生郷成でした。
その後、上杉氏家臣・甘糟清長を経て、1600年の関ヶ原直前には改めて伊達政宗が白石城を取り戻し、片倉景綱(小十郎)以降は幕末まで片倉家の居城となりました。伊達家も色々な意味で凄いですが(笑)、、、やはり片倉家だからこそこの城は残されたと思いたくなる城です。
本丸のすぐ横に建てられたこの三階櫓は、平時は武器庫として、戦時には物見櫓として機能していたと言われています。戦国魂もイベントなどで白石城に行って登った際、三階櫓からの景色もさることながら、街道沿いの本当にいい場所に白石城が建っている事を痛感した記憶があります。今後も白石城のような木造復元が増えたらいいなと心から思える名城です。
コロナが明けての東北への旅の際には、ぜひ白石観光も予定に入れてみては如何でしょうか ε=ε=(ノ≧∇≦)ノシ
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白石城・歴史探訪ミュージアム
墨城印「白石城」につきましては白石城様のオリジナルが販売中のため現地販売されておりませんが、ゆかりの武将である片倉小十郎・伊達政宗・真田幸村の武将印(墨将印)や戦国魂グッズを「白石城・歴史探訪ミュージアム」様の売店で販売いただいております^^
白石城へお立ち寄りの際にはぜひミュージアム内売店にも足を運んでみて下さい^^
■武将印「片倉小十郎・伊達政宗・真田幸村」(墨将印)販売場所
白石城・歴史探訪ミュージアム売店(宮城県白石市益岡町1-16)
■墨将印
サイズ 105㎜×148㎜
和紙(日本製)