御城印紹介32 伏見城(墨城印)
京都では夏の一大風物詩の一つである「祇園祭」も終わり8月となりました。・・・・夏も始まったばかりとはいえ、とにかく暑いですね^^;
川床で知られる清涼床や京都五山送り火など夏の京都を代表する楽しみもまだありますのでぜひ夏休みやお盆休みに京都観光もお楽しみください^^
ちなみ今週末には「鴨川納涼2024」も開催されます。戦国魂の本社がある京田辺市も特産品「京田辺玉露」などの告知を行うためにイベントに参加されるそうです。京田辺玉露は2022年・2023年の全国茶品評会で農林水産大臣賞(1等1席)を受賞するなど、京田辺は2年連続で日本一になっている最高級玉露の生産地となります。京田辺産のお茶の販売も行われますのでお近くの方はぜひお立ち寄りください^^
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話は戻りまして本日8月1日といえば天正18年(1890年)家康が関東に入封した日であり、慶長5年(1600年)には鳥居元忠が守る伏見城が陥落した日でもあります。それに合わせて戦国魂でも7月の墨将印として鳥居元忠を討った鈴木重朝が登場となりました。
鳥居元忠と鈴木重朝の関係性については戦国魂YouTubeチャンネル内でも前編・後編で子孫の家に伝わる逸話なども紹介してますのでぜひご覧ください^^
伏見城として知られている城はおおよそ4期に分かれています。
豊臣秀吉が隠居場所としたとして指月伏見屋敷
屋敷を拡張して築城した指月伏見城
慶長伏見地震での倒壊を機に木幡山(桃山御陵)に再築された豊臣期木幡山伏見城
関ヶ原合戦後に徳川家康によって再建された徳川期木幡山伏見城
墨城印で描かれている伏見城は、豊臣期の姿を描いたものとして2010年の名古屋市博物館特別展にて公開されました『洛中洛外図屏風』(個人蔵)をもとに描いています。「伏見城の戦い」で焼失する前の豊臣期木幡山伏見城の姿を現代に色濃く伝える、まさに幻の城といえます。
墨城印 15 伏見城(税込330円)はこちらうおりお買い求めいただけます。
安土桃山時代という名からも分かる通り桃山文化の中心地として「桃山城」の別名でも知られる伏見城ですが、現在は伏見桃山城キャッスルランドの遺構として「伏見桃山城」模擬天守が建っています。
夜はライトアップもされているため、電車からも結構見えます。城下町だった名残として武将にまつわる町名が多く残っていますので伏見の地での歴史探訪もしてみてください。