武将印紹介41「風魔小太郎」(墨将印)
今月10月24日に追加されました新作墨将印は北条家に仕えた忍者の頭領「風魔小太郎」です。
風魔小太郎として中でも有名なのが5代目・風魔小太郎です!!
『北条五代記』によればその外見は鬼そのものだったといいます。
身長は7尺2寸(2.2m)ほどもあり、筋骨隆々とした体格の大男で筋骨隆々。口も大きく裂けて四つの牙がありました。頭は福禄寿のようで鼻も高く、声を出せば50町(約5.5Km)先まで聞こえ、低く乾いた声も出したとされています。
武将と違い忍びであるから当然な部分もありますが、以外の外見的な特徴が伝わっていません。そのため「鬼」というイメージはあるものの、風魔(風間とも)棟梁として頭脳派としても知られています。
武田勝頼との戦いの際には「居すぐり」・「立すぐり」という手段で忍び込んだ間者をあぶり出したとされています。
長らく北条家を支え続けた風魔ですが、伝承では北条家滅亡後に領主となった徳川家に仕えることはなく、盗賊として相模・武蔵国を荒らし回りました。慶長8年(1603年)についに風魔小太郎は捕らえられて処刑されたとされています。
相模国足柄下郡の地に伝わる風魔小太郎が、真偽はともあれ北条家にのみ仕えて北条五代と同じく五代で滅びたと思うと、まさに忠義を貫いた一族といえます。
ちなみに墨将印が黒色のため見えにくいかもしれませんが、今回御歌頭さんが描いて下さった風魔小太郎は・・・・・・
鬼の顔ではなく、実は鬼の仮面を斜めに被って横を向いている構図となります。
忍者としては服部半蔵に続く登場となりますがこの先、忍者枠はあるのかどうか・・・今のところは全く決まっていませんが今後のラインナップもお楽しみに♪^^