御城印紹介19 玉縄城(墨城印)
4月に登場しました「玉縄城」は現在の神奈川県鎌倉市に位置する平山城で北条家初代・北条早雲(伊勢宗瑞)が1512年に小田原城の支城として築城したと伝わります。三浦半島一帯を治めていた三浦道寸を攻め滅ぼす決め手となった城でもあります。
のちには「黄備え」として知られる北条綱成が率いた屈強の玉縄衆でも有名です。
その強固さは現代に至っても攻略できない(清泉女学院中学高等学校さんの敷地のためですが)難攻不落の城ですが、
第二次世界大戦の終戦から10年後、昭和30年頃の玉縄城の本丸部分の写真を見ても‟カルデラ”のような、まさに「天然の要害」と呼ぶにふさわしい地形だったことが分かります(;’∀’)
豊臣秀吉による北条征伐の際には北条氏勝が籠城していますが、徳川家康に包囲されると龍寶寺の住職からの説得に従って降伏しています。北条家滅亡後も重要地点であることは変わりなく、徳川政権下には本多正信などの居城となった事からもその重要性が伝わります。
現在の地形を見るとかなり開発は進みましたが、それでも残っている山のなかに当時の面影や遺構も見ることが出来ます。
なかなか城攻めなどの探索も難しい城で続100名城にもはありますが、関東の名城として外せない城という事で登場となりました^^
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また5月は「幻の城」という感じの城をチョイスしていますので24日の発売をお楽しみに♪^^